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春風吉田会においては
中祖:星貞吉より鹿野慶吉、相澤富雄の各師範より島津兼治師範を経て当会代表:吉田
朗良に教伝された柳生心眼流を修練することを日々の稽古の目標にしております。
当会の武術の意図する処は、日常生活に潜む危険・アクシデントに対応し、咄嗟の有効
な判断、対応ができるようになる、“危機対応への感度・対応力アップ”ということを
眼目に、日常の気配り、体の処し方、得物遣いの習得を目指すものです。
当会の設定した教授の階梯は、
初伝
中伝
奥伝
免許
皆伝
となっておりますが、一般には初伝を中心に教授を実施しています。
初伝の教授の内容は
・基礎鍛錬(下肢を中心とした総合鍛錬、足捌き、空素振り等当身の鍛錬)
・素振り二十一箇条
・捕手(当身、投技を中心とした徒手・短刀等の武器を想定した対人鍛錬)
・武器術(剣術、棒・杖術)
凡そ4年を目処に初伝の習得(危機対応能力の一般レベル)を目指します。
更に進んで中伝・奥伝では、”切・切紙・甲冑・目録・小具足”等、素振りを
中心とした上位の段階を修練し、柳生心眼流の絶技”武者震いの一手”の習得を
目指すものです。
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